平成26年9月27日(土)に川崎市中原歯科保健センターにおいて、大学の先輩(サッカー部)で学生の時から大変お世話になった佐藤秀一先生(日本大学歯学部歯科保存学第Ⅲ講座 准教授)をお招きして同窓会の学術講演会を開催しました。
「多様化するリスク患者の歯周治療」の演題で、「最近の歯科疾患実態調査によると成人の約8割が歯肉に何らかの問題を抱えていることが報告されており、歯周病の原因はプラーク中の細菌であり,その原因を除去することが歯周治療の目的である。しかし近年,全身因子(メタボリックシンドローム,糖尿病など)や環境因子(喫煙,ストレス)などさまざまなリスク因子の関与が示唆されており、そのため、それぞれのリスクに応じた検査や診断,そして個々に対応した歯周治療が必要である」とのことでした。
開業医の我々にも理解やすく、日々の臨床において大変参考となる内容で、また質疑応答も活発に行われ、とても有意義な講演会でありました。

星野歯科クリニック